こんにちは、布団クリーニングのウォッシュです。
新緑のきれいな季節になり、入社式に入学式も終え期待と不安で胸いっぱいの中、
新生活をスタートをされている方も多いのではないでしょうか?
今年は例年になく、まだ4月ですが初夏を感じる気候です。
冬に活躍したお布団もそろそろ片付けたくなりますよね。
そこで、自宅で収納する前にはもちろんですが、普段も自宅で簡単にできるお手入れをご紹介します。
まずはお布団のお手入れ方法の前に、お布団の種類(素材)によってお手入れが変わってきます。
まずは、ご自宅のお布団の素材を確認し(品質表示で確認)参考にしてください。
目次
綿布団の性質と特徴
綿布団とは、中綿にめんわたを50%以上使用したお布団です。
綿布団は日本のみならず、アジアを中心に世界各国でも使用されております。
日本では昔からどこのご家庭にもあるお布団ですよね。
綿布団は保湿性が良く、湿気をよく吸ってくれるなど特徴があります。
汚れても布団の丸洗いができるので、よく汗をかいたり、
おねしょをしたりする子供には綿布団が良いでしょう。
余談ですが、保育園の先生方が子供のおねしょ、汗、汚れなどのにおいが気にならないのが綿布団で逆に、ベビー布団でよく目にする二つ折りのマットレス(中綿はポリエステル)はすごく臭いがするそうです。
湿気をよく吸い取るので湿気がたまり、殺菌やカビが繁殖する可能性が高いので、定期的に干す必要がありますが、メンテナンスさえしっかり行えば、ふんわりと暖かい、日本の気候に最適な布団だと思います。
品質のよい綿を使うと、布団を干した後のふんわり感が長持ちします。
また綿布団は打ち直しすると、弾力性が戻ります。
座布団などにも仕立てることができ、再利用できます。
羽毛布団・羽根布団の性質と特徴
羽毛布団
羽毛布団とは、水鳥の羽毛を布団の中に詰め込んだ布団です。
グースとダックがありますが、基本的にグースの方が羽毛の粒が大粒なので品質が良く高価です。
産地は寒冷な国、寒い地方で良質な羽毛が収穫されます。
羽毛布団は綿布団より吸湿性、放湿性があり、軽いです。
綿布団より柔らかいので、羽毛布団の上に寝るとすぐにへこみ、保湿性が低下します。
なので羽毛布団は敷き布団には適しませんが掛布団には最適です。
羽毛布団のように放湿性がある布団はあまり干さなくてもいいですよ。
ほとんどの羽毛布団の生地には、羽毛が飛び出さないように、生地の隙間を埋める加工が施されています。
羽毛布団には立体キルト加工されています。
キルト方法には各メーカーで違いがありますが、キルト加工されていれば問題ないと思います。
接着タイプのキルト加工は避けた方が良いでしょう。
数年で接着面で劣化して剥がれ結果、羽毛が片寄るというトラブルもあります。
羽根布団
羽根布団とは、水鳥の羽根を布団の中に詰め込んだ布団の事です。
羽根布団は、空気を含みにくいので保湿性が低くて重いです。羽根に芯があるため
ゴワゴワしております。
違和感を感じますが、その為価格が非常に安いので、羽毛布団と間違って購入される方もいらっしゃるので、
品質表示を確認して購入してください。
羊毛布団
羊毛布団とは、中綿に羊毛を用いた布団の事をいいます。
羊毛布団は、柔軟性はありませんが、弾力性があり、保湿性や吸湿性、放湿性が
優れているので、敷布団に最適です。
また放湿性が高いためあまり干さなくてもよいです。
鉄筋コンクリートや、密封性の高い家など、湿気が多い建物で綿布団を使うと、
部屋の湿気を綿布団が吸ってしまいますが、羊毛布団は湿っぽくなりにくいので干す手間が省けます。
綿布団、羽毛布団は打ち直しやリフォーム出来ますが、羊毛布団はできません。
布団の寿命が来たら、買い替えをお勧めいたします。
様々な種類のお布団がありますが、大きく分けると、綿布団、羊毛布団、羽毛布団です。
お布団の臭い、汚れの原因
臭いには、ペット、介護、加齢臭、汗、ダニ・カビなど様々な原因があります。
毎日、直接肌に触れるお布団は清潔に保ちたいものですが、洋服みたいに毎日洗えないのが現実です。
お布団に臭いの原因をまとめてみますね。
寝ているときにかく汗はコップ一杯分くらいと言われています。
個人差、年齢にもよって違うと思いますが、毎日汗をかくのに、干したり、
カバーを替えずに何もしない状態でしたら臭いと、汚れの原因になります。
直接肌に触れるお布団、皮脂、髪の毛やフケも汚れも臭いの原因です。
フケや湿気が原因で「ダニ」「カビ」が繁殖します。
「ダニ」は皮脂やフケなどを餌にしますが、糞もします。
ダニの死骸、糞などがアレルギーの原因です。
臭い汚れの対策方法
臭い、汚れを溜め込まないようにするのが、一番ではないでしょうか?
頻繁に洗うことができないお布団。
臭い、汚れの原因を溜め込まない事を日々意識すると、毎日の睡眠が快適になります!
直接肌に触れるお布団、枕には、カバー、シーツでおおうとよいでしょう。
ご家庭でも簡単に洗えますので、週に1回のお洗濯をお勧めいたします。
汗をたくさんかく、小さなお子さんがいるご家庭は回数を多めにするといいと思います。
お布団の干し方
お布団の臭いのもとになる湿気。
干すことでカビやダニの繁殖も抑えられられます。
布団の正しい干し方の、ちょっとしたポイントがありますので参考にしてくださいね。
お布団を干す時間帯は晴れた日の午前10時頃から午後3時までまでに干すといいでしょう。
早朝や雨上がりなどは湿気も多いため、おすすめいたしません。
布団カバーやシーツは付けたまま干すことをおすすめいたします。
- 花粉対策
- PM2.5など大気汚染
- 布団本体の生地の傷み
などの予防です。
また、素材により外に干す時ポイントがありますので参考にされてください。
綿布団
綿布団は吸収性が高いため湿気はたまりやすいですが、こまめに天日干しをすることで、ふわっふわになり保温性が戻ります。
真夏以外は4時間程度、真夏はあまりにも日差しが強いため中の綿を傷めます。
干しっぱなしには気を付けてくださいね。
時間は午前中に干し終えることをおすすめいたします。
よくお布団をたたく人を見ますが、中綿や外側の生地を傷めますので叩かないでください。
羽毛布団
羽毛布団は湿気がたまりにくい素材です。
毎日干す必要はありませんが湿気を蒸発したいですよね!
干す時はお天気の良い日、風通しのよい、
日陰に干すと側生地も羽毛を傷まないでしょう。
羊毛布団
羊毛布団は保湿性や吸湿性、放湿性が優れています。
羽毛布団と同じで風通しの良い日陰をおすすめいたします。
素材別にお布団を干すことをおすすめいたしますが、時間がない場合時など、
窓を開け風通しをよくしたり窓辺に置いたり、お布団の表と裏に風が通るようにするだけでも効果はあります。
干し終わった後のお布団はさっぱりしていて気持ちのいいものです。
お日様にあて、ふかふかになったお布団は温かくて気持ちの良いものですが、熱を冷まさないと湿気の原因になります。
しばらく広げて熱を取ってください。
お布団を干した後は掃除機をかけましょう。
花粉やダニの死骸やほこりがついているので、布団専用の掃除機、掃除機ヘッドなど清潔なものがよいでしょう。
収納方法
せっかくお手入れしたお布団。
押入れの中でカビ臭くしないためにも除湿剤、防虫剤などを使いましょう。
押し入れの中は基本的に風通しが悪いものです。
湿気もこもりやすく、湿度の高い日本。
すのこなど、風通しをよくするといいですね。
お布団は自然素材なので虫がつくこともあります。
半年に一回くらいは、収納後も晴れた日には押し入れの扉を開け、風を通すとよいでしょうね。
自宅で簡単に出来るお布団のお手入れ方法5選を紹介させていただきました。
毎日疲れを癒してくれるお布団。
目には見えませんが汗や皮脂で徐々に臭いや汚れの原因になります。
こまめなお手入れが習慣つけば毎日、心地よく眠りにつくことができるでしょう。
自宅でお手入れしていても、
なんとなく臭いが気になったり、
しっとり感が干しても気になったりしたときは、
ウォッシュで洗ってみませんか?
ウォッシュの丸洗いは素材に応じてお湯・水でしっかり中綿まで漬け込みますので、
目には見えない中綿の汚れまで落ちます。
中綿のカビ・汚れもしっかり除去。
お布団を清潔に保つことは美容と健康にもつながります。
是非、洗った後のふわふわ・さらさら感を
体感してみてください!
持ち運びが大変なお布団、
ウォッシュでは集配サービスをおこなっております。
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