お手入れに関して | |
Q: | 丸洗いしたふとんの収納はどうしたらいいのですか? |
A: | 乾燥機にかけたふとんは、洋服のクリーニングと同様、多少湿気を含んでいます。 そのため、丸洗い後のふとんが戻ってきたらできるだけ早く袋から取り出し、2~3時間陰干しし、湿気を飛ばしてから収納してください。 |
Q: | 丸洗いしたふとんは、ふとん圧縮袋で保管していいのですか? |
A: | 衛生面から見ても、丸洗い後のふとんを未使用のままふとん圧縮袋に入れて保管しても問題はありません。 |
Q: | ふとんは天日に干したり、叩いたりしてもいいのですか? |
A: | 干しても叩いても、ダニは減りません。 確かにふとんを日光に当てるとダニは逃げますが、ふとんの外ではなく日の当たらない反対側へ逃げてしまうだけです。 叩くことでダニの死骸やフンが表面に浮き出て、寝たときに肌に付着したり、細かく砕かれた死骸やフンを吸い込むことになります。 陰干ししましょう。決して叩かないことがコツです。 |
Q: | 丸洗いの頻度はどのくらいが適切ですか? |
A: | 厚生労働省では旅館やホテルなど宿泊業に対して「ふとんとまくらは6ヶ月に1回以上丸洗いを行うことが望ましい」と、通達を出しています。 この通達では、「100c㎡あたりに換算したときのダニが1匹以下」になるように指導しています。 これは丸洗いがふとんのダニ除去に効果的で、この方法でふとん内のダニを数匹以下にできることを厚生労働省が認めていることにほかなりません。 一般家庭でも半年に1回の丸洗いが望ましいといえますが、少なくとも1年に1回の丸洗いをしましょう。 |
一般的なご質問 | |
Q: | ドライクリーニングですか? |
A: | 洗いの基本はウェットクリーニング(水洗い)です。ふとんの汚れは水溶性なので、水洗いが最適です。きれいに汚れがおちるとともに、ダニの成虫・幼虫・卵を死滅させて、中わたの汚れと一緒に洗い流すことができます。 ドライクリーニングでは、汗の成分など水溶性の汚れを落とすことができないだけでなく、ダニの死骸やフンを洗い流すことはできません。 |
Q: | 縮んだりすることはありますか? |
A: | ふとんの種類により、多少の縮みや色落ちが生じる場合もあります。 羽毛・綿わたはほとんど縮むことはありませんが、羊毛は、もともと水につけると縮む性質を持っているため、縮みが生じることはあります。 また、どんす・りんずなどは色落ちします。 ご不明であれば、必ず事前にお問い合わせください。 |
Q: | カビや黄ばみはとれますか?その場合、追加料金は必要ですか? |
A: | 5年~10年もの長い間、洗浄していないふとんの黄ばみは落ちにくいのです。 中わたはしっかり洗浄されているため、洗浄後は、シーツを取り換えたようなサッパリ感があります。 黒い点のカビについては、通常の丸洗い工程で目立たない程度に落とすことができますが、カビの種類によっては残ることもあります。 なお、特別追加料金は必要ありません。 |
Q: | シミはとれますか? |
A: | 時間が経過したものや天日に当てたシミの多くは、化学変化して繊維に固着するので、汚れは落ちてもシミが多くが残る場合があります。 また、シミ抜き作業は生地を弱くする原因になります。シミのついたふとんは家庭でシミ抜きなどの処理をせずに、こすらず、そのまま出していただきます。 こすると繊維に傷がつき、シミが深く入って取れにくくなります。 なお、ペットのおシッコの臭い・火事にあったふとんの臭い(燻煙)は、落ちないこともあります。 |
Q: | 汚れ落ちについて |
A: | 落ちるもの:例
落ちないもの:例
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