7月27日
久留米は猛暑日が続いています。
睡眠不足は、夏バテの原因です。
寝具や寝室を工夫し、エアコン、扇風機を活用し熱帯夜でも、快適に睡眠をとりたいものです。
汗吸う涼しい寝具を。
寝具メーカー、西川産業(東京都)の日本睡眠科学研究所で主席研究委員を務める三輪恵美子さんに話を聞いた。
三輪さんによると、掛け布団と敷き布団の間の温度が33度±1度、湿度が50%±5%という状態が、快眠の為のひと
つの目安だそうだ。
夏もそんな状態に近づけるには?
「汗を吸い取る吸湿性と、触った時にシャリシャリ感がある寝具を」と三輪さん。
麻やガーゼ素材のシーツ、ポリエステルなどを使った霊感素材パットで、敷き布団、マットレス、枕を覆うといい。
実際冷却素材の生地を触ってみた。ヒヤッとして気持ちいい!
中にジェルシートが入ってるパットもあるそうだ。「眠りに入るときには体内の温度が下がります、それを寝具で助けて
あげると眠りやすくなります」
汗っかきの人は、シーツの下にバスタオルを敷いたり、敷き布団の下に新聞紙を敷いたりすると、汗を吸って快適に
眠れる。
上掛けは、ワッフル織りなど、表面に凸凹がある生地がお勧めだそうだ。
「皮膚との接触面積が少ない分、通気性がいいんです」
最近は「送風敷き布団」という商品もある。
足元から取り入れた空気がパットの中を肩口へ流れ、熱と湿気をとる。
実際使ってみると、少し涼しさを感じる程度。
「一晩使っても冷えすぎることはありません」。
西川産業の商品の価格は2万9800円。
1日8時間使っても、ひと月の電気代は約16円なんだって。
最近はなるべくエアコンを使わずに寝たいという人が増えて、「クール寝具」の売れ行きは好調らしいよ。
「頭寒足熱」も心がけて。
夏は頭を室温よりも5度程下げるといいですよ。
冷却材などで額や後頭部を冷やすと眠りやすい。
ただし、冷やしすぎに注意しよう。
モンジローは暑いときにはつい、上半身裸になってしまう。
「体が冷えるのでよくないですね」。
寝るときは必ず何かを着るようにしましょう。
(朝日新聞7月25日より)
寝ている時でも汗ばむ季節。
すっきり・さっぱり、布団丸洗いで快適な睡眠を心がけたいものですね(^^)